株式会社光通信の営業がヤバい?ブラック企業か調べてみた

光通信の概要

1988年2月に重田康光が資本金100万円で設立。OA機器、オフィス電話等の販売及びリース業がメインとなります。
子会社を通してOA機器、通信回線、保険商品の卸売り、新電力の卸売り及び小売り業、MVNO事業などを行い、独立から11年後の1999年9月に東京証券取引所市場第一部へ上場。

多数の連結子会社を持ち、190社以上が全国各地に展開されています。
「子育てサポートに力を入れている企業」として、「次世代育成支援対策推進法」による認定マーク(愛称「くるみん」)を東京労働局より取得。

創業者の重田康光がスゴい

何がスゴいかと言うと金持ちであり、経営手腕があるとことかと思います。
1996年に光通信を史上最年少の31歳で株式店頭公開し、1999年には当時史上最年少の33歳で東京証券取引所第一部に光通信を上場させます。

その後、2001年に業績が傾き再建を行うのですが、事業再建のため私財100億円を投じます。
(普通出来ますかそんなこと・・・)

重田康光

東京都生まれ。父親と兄が弁護士。
最終学歴は日本大学経済学部中退。
高校は巣鴨高校卒業。

卒業後は電話加入権を販売する会社に就職し経験を積んだ後、1988年2月に株式会社光通信を設立。

最初は第二電電(現KDDI株式会社)の代理店として契約代理事業からはじめるとこれが大当たり。携帯電話の普及の追い風を受けて、急激に光通信を成長させました。

1999年には、米国経済誌『フォーブス』に250億ドル(1ドル105円換算で約2兆5,000億円)の個人資産を持つ世界第5位の富豪として紹介されています。

その後、経営が傾くも私財100億円を投じて2003年に代表取締役会長兼CEOに就任。
2004年には黒字化まで持っていきました。その後、国内第6位の大富豪に順位を戻しています。

光通信の営業は厳しいのか?

ネットを調べてみると厳しい会社ではあるようです。
一時期は強引な営業手法で「不良経営者」などと言われた時期もありますが、
今は上場企業でもありコンプライアンスが厳しい今はある程度仕組みを引いて経営されているものと考えられます。

ここまで成功した背景としては、「極端」を貫いたことにあると思います。
これだけお金のことで注目されるということは“お金”を理屈抜きで”儲ける”ことに振り切ったからに違いありません。
転職サイトなどのコメントで目立つのも、
「稼いだ社員を評価し高給を渡す、稼がない社員は降格ししかるべき処遇にする」という組織体制に見受けられます。

賢くスマートに経営してゆくだけでは、日本有数の大富豪にはなれないはずです。
極端に振り切った企業文化がブラックと捉えるか、修行の場と捉えるかで環境の見え方がことなるように思います。

まとめ

今は多くの子会社を持ち、組織を仕組化したり、評価制度もあるでしょうから、
以前ほどにブラックではないと考えられます。

定時出社と退社をしたいような方は絶対に向かないと思いますが、営業として勉強できることは多くありそうです。

光通信をはじめリクルートやキーエンスなど営業が厳しいところを経験し、
独立起業した方は多く居ます。

また成功を収めている人も多いので、ストイックに自らを高めるという選択で光通信を一考するのは、挑戦かついい選択肢の1つだと考えます。