今では誰もが利用している「Google」の歴史


今では検索をするのもGoogle、メールをするのもGmail、初めての場所にいく時はGoogleMapを利用し、動画を見るならYoutubeといったように私たちの日常の中にごく自然に、そして当たり前かのようにGoogleのサービスが存在しています。

 

今では就職したい企業としても名をつらね、世界的にかなりの大企業となったGoogleですが、そんなGoogleの歴史を紹介したいと思います。

 

Googleの始まり


Googleはスタンフォード大学に在籍していたラリー・ペイジ氏とサーゲイ・ブリン氏によって創設されたものです。二人は初期の頃ほとんど意見が合わなかったようですが、数年後には共同経営者となり、寮の部屋を仕事場として作業をしました。

 

そして、二人が最初に作り上げたのが「Bacurub」という名の検索エンジンで、リンクを使用してここのWEBページの重要性を判断するものです。Bacurubは間も無くして「googol」という数学用語で1の後に0が100こつらなった数を表すものを文字って「Google」と名前を変えました。

 

世界中の情報を整理し、世界中の人々がアクセスできて使えるようにする」という使命を二人は掲げており、その使命にふさわしい名前へと変えたのです。

 

そして1998年に投資家たちからも注目を浴びていた二人はついに10万ドルの投資を受け、Googleがカリフォルニア州サンタマルガリータのガレージにて創立されます。

 

翌年1月にはカルフォルニア州のバロアルトへ同年8月にはマウンテンビューへとオフィスを移転させました。これがGoogleの第一歩です。

 

会社設立時に受けた10万ドルは当時の為替を考慮すると、日本円で約1440万円であり、この大金を会社設立する前から調達できるというのはかなり注目を浴びていたことが伺えます。

すぐさま世界シェアNO.1へと


創立からわずか2年後の2000年には「Google.com」が世界最大の検索エンジンとなり、15言語のバージョンがリリースされました。

 

2003年にはGoogleの従業員数が創立時の400倍である800人を超え、一躍大企業へと上り詰めて行ったのです。

 

2005年に人工衛星からの映像を用いたGoogleMapとGoogleEarthをリリースしています。同年12月には今ではかなりの人数が利用しているメールサービスGmailもリリースしています。

 

現在では当たり前かのように使われているGmailも実際にはわずか14年ほどしか立っておらず、IT業界の変貌のスピード感がよく分かります。

 

そして少し飛びますが2010年にはGoogleの従業員数は21,000人を超え時価総額は約1200億ドルの評価がされます。この成長のスピードははっきり言って異常ですが、それだけ世界中の需要にあったサービスを提供し続けるGoogleがいかにすごいのでしょうか。

 

Googleのサービス内容


検索エンジンやマップ、翻訳機能などは普段から利用している人は数多くいらっしゃいますが、Googleのサービスの手広さはそれだけではありません。

 

GoogleChrome
safariやIE、FirefoxなどのWEBブラウザはありますが、Googleもブラウザを出しているのです。それが「Google chrome」です。

 

パソコン上でのwebブラウザのシェア率はwindows標準でインストールされているIEをしのいで第一位となっています。

 

Android os
スマートフォンでAndroidを使用している方も数多くいらっしゃいます。そう、そのAndroidのOSを作ったのもGoogleなのです。

 

これもまた世界一のシェアを持つモバイルOSとなっており、月間アクティブユーザーは20億人を超えるというから驚きです。

 

Youtube
今では当たり前のように利用されるYoutubeもGoogleのサービスの一つです。Googleが作ったというわけではないのですが、2006年にGoogleがYoutubeを買収しました。

 

動画投稿サイトでは世界トップクラスであり、日本国内において月間利用ユーザー数は6000万人、世界では19億という莫大な利用者が存在しています。Youtubeの売上高は40億ドルで、今後はまだまだ伸びる見込みがあるようです。

 

最後に


今では当たり前の存在のGoogleですが、創業当初はわずか二人でなんとガレージに創立したというから驚きです。検索エンジンだけでなく、幅広くネットでできる事業を展開しているのでまだまだ面白いことをやってくれそうです。

 

Youtubeなど大きく成長している事業もありますので、今後のGoogleの動きは要チェックです。そして、Googleがサービスの提供をやめてしまったらと想像すると末恐ろしいです。

 

Googleにいかに依存しているのか、助けられているのかも考える必要もあるかもしれません。